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熟年離婚増加の背景

熟年離婚という言葉が聞かれるようになってしばらく経ちますが、一時期ドラマやニュースなどで取り上げられたその後も熟年離婚のケースは増加傾向にあります。
熟年離婚とされる年代においては、妻側から夫に対して離婚を切り出すというパターンが多いようです。離婚によって長年不自由におもっていた生活から開放されたいという思いが強いからのようです。
結婚生活とは夫に従属する事であったと妻が感じている場合、子供も巣立って夫の定年で内助の功も不要となる状況から、離婚に踏み切って新しい人生をスタートさせようと考えるようです。
夫にしてみれば、今まで仕事三昧で全て妻にまかせきり、定年を機にやっと妻と二人の時間が取れると考えていたのに妻から離婚を告げられて青天の霹靂という場合が多いようです。
そうした男性の多くが、身の回りの殆どを妻にしてもらっているような人ですから、精神的なダメージと共に実生活のスキルが無いまま一人になるという現実的なダメージが加わります。

妻に離婚を切り出された夫側には、プライドもあって売り言葉に買い言葉で承諾してしまう事もあるようです。怒りで冷静さを忘れ、一人になって落ち着いてから実生活の不便さを目の当たりにし、妻の存在の大きさや大切さに気付いて後悔してしまうのです。

全てがこうしたパターンであるとはいいませんが、熟年離婚は自由である事よりも、共に語る相手のいない寂しさやそれまでの思い出を共有する存在がなくなるということでダメージも大きいものです。
妻側も計画通りに年金を分配できたとしても、住居費や生活費などがかかってきますのでそうした心配も出てきます。お金のために我慢しろとも言いませんが、離婚して生活が立ち行かなくなったら本末転倒です。

ですから、若いうちからストレスを溜めない、年を取ってから一緒に暮らすビジョンを思い描くなど、熟年離婚に対する心構えも夫婦共に考えておく必要があるでしょう。
どうしても無理ならば離婚という選択肢もあり得ますが、せっかく縁あって一緒になったのですから、夫婦共白髪となるべくお互いの歩み寄りの気持ちを出来るだけ長く持っていたいものですね。

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